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ダイオウグソクムシの死因って? [ダイオウグソクムシ 生態]

鳥羽水族館にいたダイオウグソクムシの死因とは?



変な生き物でブームで深海を生きる動物の中でも


有名なダイオウグソクムシ


ダイオウグソクムシ青.jpg


かなり厳つく、甲冑や鎧を彷彿される容姿です。


実際に販売されているダイオウグソクムシのグッズは


可愛いものが多いんですけどね~



ダイオウグソクムシの中でも最も注目を浴びた個体がいます。


その個体は、鳥羽水族館に最初に入館したダイオウグソクムシNo.1です。


鳥羽水族館で入館し、飼育された日数が2350日で6年ちょっと


そのダイオウグソクムシが絶食を始めて死んだ日数が1869日で5年ちょっと


この5年も絶食してそれでもしっかり動いていたというのが、


このダイオウグソクムシが有名になったルーツであります。



飼育員さんが、その個体ダイオウグソクムシno.1の死因を調べるために


解剖してみたところ胃の中で、得体も知れない液体が見つかったそうです。


今まで死んだダイオウグソクムシの胃を解剖しても


そんな液体は入っておらず、食べた固形物だけが残っているみたいです。


絶食をした個体だけ、この液体があった。


この胃の中に入っている液体が、何年も食べることなく生き続けるカギ


と仮説が立てられたわけです。


ダイオウグソクムシの死因を調べるために、


このダイオウグソクムシの正体不明の液体を調査すると次のことがわかりました。








液体の中にあったのは、酵母様真菌と呼ばれる菌でした。


この酵母様真菌は、パンやアルコールなどを作るときに


必要な発酵作用のある菌のことです。


この菌がなんらかの作用で、ダイオウグソクムシを絶食していても


生き続けることができていたのかもという話です。


もしくは、そのせいで死んだ?という話も・・・


個人的に、酵母菌は有機物を発酵(腐らせる)させるので、


そんな液体を胃の中にずっと入れたままで生きているってのは


ちょっとおかしいですよね。


元々ダイオウグソクムシは食が細い生き物ということで


ちょっと食べるだけで、生きられるみたいです。


なので、たまたま酵母様真菌がダイオウグソクムシの胃の中に入って、


そこで、共生することになって、食べたものを発酵させながら


ちょっとずつ消化させてお互い生きていたという気がします。


ダイオウグソクムシは死にましたが、中の酵母様真菌は生きてますけどね(笑)


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